【経営管理ビザとは】日本で会社設立・起業するために必要な条件と最新制度
要点まとめ(30秒で理解)
- 経営管理ビザ=外国人が日本で会社を設立し、経営・管理に従事するための在留資格。
- 新要件(2025年施行見込み):資本金3,000万円以上+日本人等1名以上の常勤雇用、事業用オフィス、実現可能な事業計画。
- 申請の基本フロー:法人登記 → 銀行口座 → 必要許可 → 申請。
- 更新では実績(売上・雇用・納税・オフィス継続)が重視されます。
日本で起業・会社経営を考える外国人にとって、最初に直面する大きな課題が「在留資格(ビザ)」です。
その中でも、日本で会社を設立し自ら経営に携わる場合に必要となるのが「経営・管理ビザ(経営管理ビザ)」です。
このビザは、単なる就労ビザとは異なり、経営者として日本で事業を行うことを認める在留資格です。
一方で、申請には資本金・オフィス・事業計画など厳格な要件があり、準備不足のまま申請すると不許可となるリスクもあります。
ここでは、経営管理ビザの基本要件と最新の制度改正動向をふまえ、取得の流れや注意点をわかりやすく解説します。
経営管理ビザとは?|就労ビザとの違い
経営管理ビザは、外国人が日本で会社を設立し、経営または管理に従事するための在留資格です。
「技術・人文知識・国際業務ビザ」などの就労ビザと異なり、あくまで経営責任者や管理者としての活動を前提としています。
申請要件|最新制度改正後の条件
従来は「資本金500万円以上」または「常勤従業員2名以上の雇用」が条件でしたが、2025年内に施行予定の改正では、以下のように大幅な変更が予定されています。
| 項目 | 従来 | 改正後(見込み) |
|---|---|---|
| 資本金 | 500万円以上 | 3,000万円以上(本人名義) |
| 雇用 | 常勤2名以上(日本人等) | 日本人または永住者等を1名以上常勤雇用 |
| オフィス | 事業用(住居兼用不可) | 同左(実在性確認が強化) |
| 事業計画 | 実現可能性を重視 | 雇用前提・数値根拠・契約資料の裏付けが必須 |
会社設立とビザ取得の関係
経営管理ビザの申請と会社設立は密接に関連しています。
通常は法人登記 → 銀行口座開設 → 必要許可 → ビザ申請という流れですが、在留資格の審査と並行して法人設立を進めるケースもあります。
あわせて読みたい:
第2章|申請ステップと不許可を避ける注意点 /
第3章|更新で不許可を避ける3つの対策 /
第4章|不許可理由と対策 /
第5章|家族ビザ・家族滞在|配偶者や子どもを日本に呼ぶ条件と必要書類
第6章|経営管理ビザから永住権へ|申請要件と注意点 /
第7章(最終)|Q&Aまとめと行政書士サポート
どんな人が対象になるか?
- 海外で経営経験があり、日本法人を設立して事業展開したい方
- 飲食・ITサービス・貿易などで新たに日本で起業する方
- 日本人パートナーと共同で会社を立ち上げ、自ら代表を務める方
経営管理ビザのメリットとデメリット
メリット:
- 自らの事業を通じて在留資格を得られる
- 家族の帯同(配偶者・子ども)が可能
- 事業の安定化により永住申請や帰化の可能性が広がる
デメリット:
- 改正後は3,000万円以上の投資が必要
- 雇用要件により審査が厳格化
- 更新時に売上・利益・雇用の実績が必須
よくある質問(FAQ)
- Q. 新要件はいつから施行されますか?
- A. 2025年内施行予定です。省令の正式発表後に確定します。
- Q. 資本金3,000万円は分割入金できますか?
- A. 払込・登記が整合していれば可能ですが、本人名義であることと資金の出所説明が必須です。
- Q. シェアオフィスは利用できますか?
- A. 契約書に「事業用」「登記可能」の記載があり、実在性が担保できれば申請可能です。
- Q. 家族も一緒に来日できますか?
- A. 条件を満たせば家族滞在ビザが取得可能です。
初回相談は無料です。以下のフォームからお気軽にお問い合わせください。

